2019年4月15日
春〜夏の星空散歩のみどころ(2019)
春から初夏にかけて、普段は見ることの出来ない銀河や球状星団などが見頃を迎えます。2019年春に加わった当館開発の電子観望システムα-Lunaによる観察が最適です!
今年の夏は、惑星の季節!神秘の輪を持つ土星、しま模様が印象的な木星の2大ガス惑星がポイントです♬ また天の川を実際に見ることもできます!
星空散歩で出会える誕生星座
★:春の星空ツアーで出会える
▲:夏の星空ツアーで出会える
★ ふたご座(5月21日–6月21日生まれ)
★ かに座(6月22日–7月22日生まれ)
★ しし座(7月23日–8月22日生まれ)
★▲ おとめ座(8月23日–9月22日生まれ)
★▲ てんびん座(9月23日-10月23日生まれ)
▲ さそり座(10月24日-11月22日生まれ)
▲ いて座(11月23日-12月21日生まれ)
あなたの人生の中で、もっとも遠くにあるものを見た経験になるでしょう。
数百万~数千万光年かなたに浮かぶ無数の銀河。その正体は、数千億におよぶ星や星雲・星団の大集団です。
あまりにも遠くに存在する銀河の光はたいへん淡いものです。しかし、当館の九州最大級の天体望遠鏡や、電子機器によるライブ観察装置「α-Lunaシステム」を使えば、どなたでも銀河の光を見ることが出来ます。
はるか古代より世界中で愛されてきた星たちに会いに行きましょう。
はるか古代より多くの旅人を導いてきた北斗七星。見頃は春から初夏、当館の星見ヶ原で阿蘇山の方向を見上げると、まるで竜のような見事な姿を楽しめます。
また、北斗七星からたどる2つの1等星、うしかい座のアルクトゥールス、おとめ座のスピカ。古来より日本では「春の夫婦星」として愛されてきた星ぼし。実は2つとも色が違うんです!ぜひ見比べてみて下さいね。
一度は見てほしい!春霞の中に浮かぶ月はすばらしい美しさです。
月が美しいのは秋に限った話ではありません。春のかすむ夜空に浮かぶ月は、ふんわりとした柔らかい光を放ちます。これは他の季節では味わえません。
思わず和歌でも詠んでみたくなりそうな、実に情緒的で美しいお月様を一緒に観察してみましょう。
大事なことなのですごく丁寧に言います。『あなたの目で、神秘の環も、巨大なしま模様も、ぜんぶ見えます』
今年の夏は、太陽系の2大ガス惑星が同時に観察できる、ちょっと特別な季節になりました。当館の望遠鏡を使えば、木星の「しま模様」も、ガリレオ・ガリレイが400年ほど前に見つけた「ガリレオ衛星」も、土星のシンボル「神秘の環」も、全部簡単に見えます。
大事なことなのでもう一度言います。晴れてさえいれば、誰にだって見えます。
天の川狙いの方は、8月下旬を狙いましょう。流れ星はいつでもチャンスあり!
星空ツアーの中で訪れる「星見ヶ原」は、ごろっと草原に寝転がって星空を楽しめる夢のような場所。ここは天の川や流れ星を見るのに最適な場所です。
実は、流れ星は毎晩流れています。流星群の夜だけではありません!星のコンシェルジュⓇは夏の1ヶ月間で100個以上の流れ星を見ます。まだ見たことない方、チャンスです!
天の川狙いの方は、月の巡りがよくなる7月後半、8月後半がチャンスです。明るい月に邪魔されずくっきりはっきり天の川を見ることが出来たら... きっと一生の思い出になりますよ。