星をみる

火球と言えば?ガメラでしょう。(支配人の星空民族日記)

2019年12月15日

おとめ座銀河団撮影中に飛び込んできた流れ星
おとめ座銀河団撮影中に飛び込んできた流れ星

【星空民族の特徴 その10】

ひとりひとり、胸の奥に強烈な流れ星の記憶を持っている。

 

 

こんにちは、支配人の高野です。

 

昨夜はふたござ流星群の極大でした。みなさんは流れ星、ご覧になりました?

当館はあまり天気が良くなかったので、ほとんど見えませんでしたが... しばらく出現は続きますから、チャンスはまだまだありますよ^^

 

さて、すごく明るい(正確には-3等級より明るい)流れ星を「火球」と呼びます。

まさに火の玉のように明るく輝き、10秒近くにわたって空を駆け抜けたり、雷のような閃光を放ったり、煙のような流星痕を残したり、時には音がすることもあったり。

なかなか見られるものではありませんが、もし見つけられたら一生の宝物ですね。私も高校生の頃に佐賀県で友人達と見た火球や、多数の火球を伴ったオリオン座流星群の突発出現は忘れられません。

 

ちなみに、私の父は怪獣映画の大ファンだったので、私の初めての「火球」は平成版のガメラ対ギャオスでした 笑。その頃は福岡市にいたので、映画の中でドームが壊れる様子が強烈に印象に残ってます。

 

※星空民族 stargazing tribe:星や宇宙の世界に日々生きているので、本人は普通だと信じている考え方とか感覚が、実はほんのちょーっとズレていることに薄々気づいてるけど気にしない、星のコンシェルジュⓇのような人たちのこと。

 

写真:おとめ座銀河団と流星(2016/12/31、大晦日も星空写真♬)