2021年8月30日
10月を通して金星が宵の明星として、夕方19時頃に西の空に明るく輝き、観察の最良期を迎えます。
10月30日(土)には、天体望遠鏡を使って半月の形をした金星も楽しめます。
また南の空にかけて目を向ければ、金星・木星・土星が並ぶ様子が見えています。
どの惑星もたいへん明るく見えるので、都市部でもよく見ることができます。
南阿蘇ルナ天文台では、 「星のコンシェルジュ®︎」 の案内と九州最大級の天体望遠鏡を使って、400年前にガリレオ・ガリレイが観察した木星のガリレオ衛星や、土星の周囲に広がる神秘の環を実際に自分の目で見ることができる観測会を毎夜行います。
夕空に輝く金星(2017年2月24日撮影)
「星見ヶ原」でデッキチェアに寝転んで、星空を観察する様子
森のアトリエの敷地には多くの栗の木があり、毎年9〜10月には大きな栗がたくさん収穫できます。
秋の実りをみんなで楽しもうと、オーベルジュ「森のアトリエ」では、創作フレンチの星をテーマにしたコース料理のデザートとして、栗を使ったスイーツを毎年提供しています。
「森のアトリエ」の秋の名産品!南阿蘇産の栗
栗のパウンドケーキ(2017年9月のデザート)
創作フレンチのディナー料理
南阿蘇ルナ天文台が独自に養成する 「星のコンシェルジュ®️」は、日本公開天文台協会(JAPOS)の研修担当講師もつとめる星空解説のプロフェッショナルです。
天文の専門知識と経験を持つ「星のコンシェルジュ®️」の案内で、その日の季節、天候、そして参加者に合わせた内容で、その日だけの星空体験をすることができます。
また、九州最大級の天体望遠鏡を使った本格的な観測会やプラネタリウムなども一緒に楽しむことができます。