2024年5月31日
皆さんこんにちは、こんばんは、おはようございます。
南阿蘇ルナ天文台「星のコンシェルジュ」のヨッシーです!
今日はトリオ銀河と呼ばれる3つの銀河についてご紹介したいと思います!
これらの銀河は3つともしし座の方向に位置しているとっても仲良しな銀河たちです。
しし座銀河群と呼ばれる銀河の集まりに属しています。
銀河群とは銀河の集まりのことです。
銀河の数がだいたい50個未満であれば銀河群と呼び、それよりも数がおおくなると銀河団と呼びます。
写真のそれぞれの天体に名前(というか番号)がついていて、左下がM65、左上がM66、右上がNGC3628という天体になります。
なんだか数字や記号ばかりで??と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
M○○はフランスの天文学者シャルル・メシエさんが作った天体のカタログで、番号は1から110まであります!
NGCはNew General Catalogueの略で、こちらも星雲や銀河などを集めたカタログになります。こちらは全部でなんと7840個もあるんですよ!
実は3つともだいたい同じくらいの距離にあることが分かっています。
距離はおよそ3500万光年!光の速さで移動して3500万年かかる距離です。想像もつかないくらい果てしないですね〜。
びっくりするくらい遠いと思った方もいらっしゃるかもしれませんが、宇宙にたくさんある銀河の中ではまだまだ私たちの銀河とご近所さんの方なんですよ〜びっくりですね。
ヨッシーによるこの天体のイチオシポイントは、右上のNGC3628ですね。ハ
ンバーガー銀河とも呼ばれているようですが、私には左2つの銀河を追っかけているように見えて非常にかわいらしく思えます笑。
皆さんはどんな風に見えますか??
しし座は春によく見える星座なので、このトリオ銀河もこれからの季節に見ることができる天体となります。
まるで私たちの春の新しい出会いを祝福してくれているようにも感じられますね。
南阿蘇ルナ天文台で撮影した素敵な天体写真を、私たち星のコンシェルジュの熱い想い・エピソードと共に皆さんにお届けしていきます。
これからもぜひチェックしていってください(^^)
また、南阿蘇ルナ天文台では、阿蘇の大自然を感じ、宇宙の神秘に包まれる星空観察ツアーが体験でき、そのままご宿泊いただけます。
詳しくはプロフィールから公式サイトをご覧ください。