007 月夜の静寂につつまれて

2024年6月1日

 

皆さんこんにちは、こんばんは、おはようございます。

南阿蘇ルナ天文台「星のコンシェルジュ」のヨッシーです!

今日は、この南阿蘇ルナ天文台のシンボルにもなっているお月さまについてご紹介したいと思います。

 

お月さまは地球に最も近い天体ですね。光の速さでだいたい1秒くらいで到達する距離にあります。

前回まででご紹介した天体は、光の速さで何百万年、何千万年かかるというものが多かったですから、それに比べると圧倒的に近いですね。

 

地球からとても近いので、観察するとその細かい構造まではっきりと見ることができます。

この天体写真からも、クレーターのごつごつした様子がしっかり観察できますね!

このクレーターは、月に大きな隕石がぶつかってできたと言われています。

実はこのお月さまも、地球と他の微惑星がぶつかって、そのかけらが集まってできたのが月の起源なのでは?と言われています。

月の起源に関しては諸説言われており、この衝突説はかなり有力な説の一つになります。

 

クレーターの他にも、少し灰色・黒みがかった特徴的な領域がありますね。

こちらは月の海と呼ばれています。

海と言っても、地球のような水の海ではないんですけどね。

月の海という言葉も相まってか、ヨッシーは月に照らされている夜はなんとなく静かな夜を連想します。優しく見守られている、そんなような感じです。

「月が綺麗ですね」というロマンチックなフレーズもありますから、月には一言では言い表せないいろんな要素を持ち合わせている気がします。

みなさんはお月さまにどのようなイメージをお持ちですか?

 

最近は、南阿蘇ルナ天文台のツアーの中で天文台のパートを担当しているヨッシーですが、月をお見せしたときのお客様のリアクションからとても元気をもらっています。

「こんなにはっきり見えるんだ!」とか「まぶしいくらい輝いてる!」などなど。

月が明るいと、その明るさに星が負けちゃって見える星の数は少し減っちゃいますが、天文台ではとても素晴らしいお月さまの観察ができますよ。

みなさんもぜひルナ天文台のツアーにいらしてくださいね。

 

昨日は満月の日でしたが、まだまだ月夜を楽しめます。

お時間ある時にこの素敵な月夜のひとときを楽しんでみてはいかがですか?

 

南阿蘇ルナ天文台で撮影した素敵な天体写真を、私たち星のコンシェルジュの熱い想い・エピソードと共に皆さんにお届けしていきます。

これからもぜひチェックしていってください(^^)

 

また、南阿蘇ルナ天文台では、阿蘇の大自然を感じ、宇宙の神秘に包まれる星空観察ツアーが体験でき、そのままご宿泊いただけます。

詳しくはプロフィールから公式サイトをご覧ください。

 

撮影者:「星のコンシェルジュ」Rainy

撮影日:2021年3月