中世の吟遊詩人たちの世界は、11世紀末に南フランスのギヨーム9世の宮廷で始まり、騎士が没落する14世紀ごろまで続きます。 初めトルバドゥールと呼ばれた彼らの活動は、12世紀の半ば頃、ギヨーム9世の孫娘アリエノール・ダキテーヌが、フランス王になるルイ7世と最初に結婚し、やがて離婚してイギリス王となるヘンリー2世と再婚した事もあり、パリを中心とした北フランスやイギリスの宮廷に広がって彼らはトルヴェー...
森のアトリエ 第166回ディナーコンサート 「"中低音の響き"」 4月9日 (日) 18:00開演 演奏:ラスカーラ ヴィオラ・アンサンブル ラスカーラ ヴィオラ・アンサンブル 辰野 陽子 岩橋 和江 清永 育美 山口 みゆき 【プログラム】 ♪1. Giuseppe Cambini 6duo for 2violas よりno.1 ♪2. Georg p...
森のアトリエ 第165回ディナーコンサート 「ルネサンス・バロックの色彩」 3月26日 (日) 18:00開演 演奏:アンサンブル 階 -Kizahashi- アンサンブル 階 -Kizahashi- 村上哲也 トランペット 中村枝里香 ホルン 濱崎みゆき、安永沙織、山田善裕 トロンボーン プログラム 1. モンテヴェルディ:歌劇『オルフ...
南仏のトルバドゥールに始まり、騎士としての徳と女性への理想的愛を歌う「宮廷風恋愛」の歌人たちは、12世紀の中ごろからはヨーロッパ北部のドイツ語圏にも活動を広げます。この時代は、もともと十字軍や地中海貿易などで、進んだイスラム文化との接点を持ったことにより、12世紀ルネッサンスといわれるほどの文化生活面での大きな変化が西ヨーロッパにもたらされた時代でした。変化は、経済でも大きな恩恵を最初に受けて発展...
11世紀末に、南フランスの宮廷で始まったトルバドゥール(吟遊詩人)たちの活動ですが、初めて女性を対等な恋愛の対象として認め、その愛を勝ち取るために愛の詩を歌い、騎士としての名誉と命をかける事が称賛されるようになります。時代は中世のルネッサンスと呼ばれる12世紀。十字軍の遠征と共にイスラムの進んだ文化や豊かな社会に触れて、ローマ末期に侵入した蛮族たちの子孫としてまだまだ粗暴であったヨーロッパの男たち...
森のアトリエ 第164回ディナーコンサート 我が命の想い人Belle qui tiens ma vie ルネッサンスからバロックへ アンサンブルの愉しみ 3月26日 (日) 18:00開演 演奏:グループ『葦』 プログラム 1. 「おお輝くおとめよ」~手写本『モンセラートの朱い本』より[14c.西] 三声、ルネッサンス・フルート、リュート、チェンバロ ...
森のアトリエ 第164回ディナーコンサート 我が命の想い人Belle qui tiens ma vie ルネッサンスからバロックへ アンサンブルの愉しみ 3月26日 (日) 18:00開演 演奏:グループ『葦』 【コンサートのご予約方法はこちらから】 ↓↓前回コンサートの様子です↓↓ プログラム 1. 「おお輝くおとめよ」~手写本『モ...
第163回ディナーコンサート イタリアの音楽 ~バロックから古典へ~ 【演奏】 草村健司(バリトン) 小野田美緒(ピアノ) 【プログラム】 オペラ「ドン・ジョヴァンニ」より ドン・ジョヴァンニのセレナーデ 「窓辺においでよ、私の恋人よ」 モーツァルト作曲 もし貴方が私を愛してくれたら ペルゴレージ作曲 来て愛しい人よ ...
「愛、この12世紀の発明」と言ったのは、19世紀フランスの歴史家セニュポス。今では愛や恋はあらゆる劇やドラマに欠かせない至上のテーマですが、それまで蛮族の侵攻によってギリシア・ローマの知恵と文化を失っていた12世紀以前の荒々しいヨーロッパでは、男性にとって女性は獲得すべき欲望の対象であり、恋は一時の情念に過ぎず、また結婚とは家庭を持つための手段に過ぎないものでした。 しかし、スペインのレコンキス...
第163回ディナーコンサート イタリアの音楽 ~バロックから古典へ~ 【演奏】 草村健司(バリトン) 小野田美緒(ピアノ) 【プログラム】 オペラ「ドン・ジョヴァンニ」より ドン・ジョヴァンニのセレナーデ 「窓辺においでよ、私の恋人よ」 モーツァルト作曲 もし貴方が私を愛してくれたら ペルゴレージ作曲 来て愛しい人よ ヴィヴァルディ...