2024年9月23日
皆さんこんにちは、こんばんは、おはようございます。
南阿蘇ルナ天文台「星のコンシェルジュ」のヨッシーです!
今日は象の鼻星雲についてご紹介したいと思います。
写真中央にある細長い形のガスが、なんだか象の鼻に見えるということでこの名前がついています。
ガスの全長はおよそ20光年ほどあるようです。かなり大きな鼻ですね。
また、色合いも相まって禍々しさも感じられます。
象の鼻星雲は暗黒星雲というタイプの星雲で、新しい星が誕生している場所になります。
そして、生まれたばかりの赤ちゃん星による強烈な恒星風によってこの象の鼻の形が作られたと考えられています。
写真の色は赤が水素、青が酸素とガスの成分の違いを表しています。
この色の濃淡からは象の不気味さや力強さを感じます。星のコンシェルジュRainyさんは撮影だけでなく写真の編集にもたくさんの時間をかけておられますが、ここにもこだわりを感じますね~
南阿蘇ルナ天文台で撮影した素敵な天体写真を、私たち星のコンシェルジュの熱い想い・エピソードと共に皆さんにお届けしていきます。
これからもぜひチェックしていってください(^^)
また、南阿蘇ルナ天文台では、阿蘇の大自然を感じ、宇宙の神秘に包まれる星空観察ツアーが体験でき、そのままご宿泊いただけます。
詳しくはプロフィールから公式サイトをご覧ください。
天文学者ヨッシーと天体写真家Rainyによる天体写真紹介コーナー
解説者:「星のコンシェルジュ」ヨッシー
撮影者:「星のコンシェルジュ」Rainy
撮影日:2022年7月