音楽プログラム

第175回ディナーコンサート★

『フォスターとアイルランド民謡~心に響くフォスターの名曲にはアイルランド移民の源流があった~』【フルート:山口邦子, ピアノ:太田原みどり

2017年7月17日

『フォスターとアイルランド民謡~心に響くフォスターの名曲にはアイルランド移民の源流があった~』【フルート:山口邦子, ピアノ:太田原みどり

【プログラム】

1、S.フォスター作曲 「オー・スザンナ」
2、ヨハン・シュトラウス作曲「美しく青きドナウ」

<曲名当てクイズ!!>
3、S.フォスター作曲
「 ? 」
「 ? 」
「 ? 」

4、アイルランド民謡
「ダニーボーイ」
「ケリー・ダンス」
「マイ・ラガン・ラブ」
「春の日の花と輝く」
5、S.フォスター作曲
「金髪のジェニー」
「スワニー川」

次回は夏休み前のラスト、7/17(月祝)は、ラスカーラ・ヴィオラアンサンブルのコンサートです!

当館のコンサートに難しい知識やクラシックの経験は必要ありません。はじめての方にこそお楽しみ頂きたい、心と体で感じるディナーコンサート、ぜひお越し下さい^^♪

【連載】西洋音楽史と音楽家たち

第15回「フランチェスコ・ランディーニ」

フランチェスコ・ランディーニ(伊 c.1325-1397)は、14世紀イタリアの音楽家です。1325年ごろ、フィレンツェ郊外の村に、有名なフレスコ画家ヤコポ・デル・カセンティーノの子として生まれました。幼いころ天然痘にか […]
Read More

第12回「ノートルダム学派とペロティヌス」

12世紀、建設が進むパリのノートルダム大聖堂では、西洋音楽史に大きな足跡を残した二人の音楽家が登場し、後にノートルダム楽派と呼ばれるようになります。 その始めの一人がレオニヌスでした。本来単声斉唱であるグレゴリオ聖歌の中 […]
Read More

第11回「ノートルダム学派とレオニヌス」

パリのセーヌ川に浮かぶ小さな中州であるシテ島に、かつて建っていたフランス王ルイ7世の王宮へと、12世紀の半ばトルバドゥール(南仏宮廷歌人)達を率いて嫁いで来たのは、ヨーロッパの祖母と呼ばれたあのアリエノール・ダキテーヌで […]
Read More

第10回「ジョングルールとミンストレル」

ポップ、ロック、ジャズ、童謡、演歌を始め、洋の東西を問わず今日楽しまれているさまざまな音楽の大元は、西洋芸術音楽、さらにはそれが近代になって発展したクラシック音楽にあります。そして、それは西欧のキリスト教会で発達した教会 […]
Read More

第9回「マルティン・ルターとドイツ・コラール」

ドイツの宗教改革者でプロテスタントの祖として知られるマルティン・ルター(1483年11月10日 – 1546年2月18日)は、ドイツのザクセン地方に生まれました。当初大学に学びましたが、後に聖アウグスチノ修道 […]
Read More

第8回「ハンス・ザックスとマイスタージンガー」

騎士たちによる中世の吟遊詩人たちの活動は、14世紀ごろまで続きます。しかし騎士たちは、やがて歩兵中心となる戦争形態の変化や傭兵の増加、貨幣経済の浸透、封建小領主としての困窮などによって没落していきます。代わって商業の活発 […]
Read More

第7回「アルフォンソ10世と聖母マリアのカンティガ集」

西洋音楽は、西欧の原型となるフランク王国の広大な版図を打ち立てたカール大帝が、王国をひとつにまとめるためにキリスト教化を推し進める中で、8世紀ごろにローマ聖歌を取り入れて確立されたグレゴリオ聖歌が、その大元となっています […]
Read More

第6回「アダン・ド・ラ・アールとトルヴェール」

中世の吟遊詩人たちの世界は、11世紀末に南フランスのギヨーム9世の宮廷で始まり、騎士が没落する14世紀ごろまで続きます。 初めトルバドゥールと呼ばれた彼らの活動は、12世紀の半ば頃、ギヨーム9世の孫娘アリエノール・ダキテ […]
Read More

第5回「ヴァルター・フォン・デア・フォーデルヴァイデとミンネジンガー」

南仏のトルバドゥールに始まり、騎士としての徳と女性への理想的愛を歌う「宮廷風恋愛」の歌人たちは、12世紀の中ごろからはヨーロッパ北部のドイツ語圏にも活動を広げます。この時代は、もともと十字軍や地中海貿易などで、進んだイス […]
Read More

第4回「ベルナール・ド・ヴァンタドールと宮廷風恋愛」

11世紀末に、南フランスの宮廷で始まったトルバドゥール(吟遊詩人)たちの活動ですが、初めて女性を対等な恋愛の対象として認め、その愛を勝ち取るために愛の詩を歌い、騎士としての名誉と命をかける事が称賛されるようになります。時 […]
Read More

第3回「アキテーヌ公ギヨーム9世とトルバドゥール」

「愛、この12世紀の発明」と言ったのは、19世紀フランスの歴史家セニュポス。今では愛や恋はあらゆる劇やドラマに欠かせない至上のテーマですが、それまで蛮族の侵攻によってギリシア・ローマの知恵と文化を失っていた12世紀以前の […]
Read More

第2回「ビンゲンのヒルデガルト(1098-1179)」

森のアトリエオーナー 宮本孝志 中世ヨーロッパ最大の賢女と言われるドイツの聖ヒルデガルトは、ライン・ヘッセン地方に貴族の娘として生まれ、後にベネディクト会の修道女、修道院長となりました。女性であるがゆえに正統的な学問は身 […]
Read More

第1回「グイード・ダレッツォ」

森のアトリエオーナー 宮本孝志 毎年3月から12月にかけて日曜日に行われる「森のアトリエ・ディナーコンサート」は、過去から現在に至る西洋音楽史の中に宇宙や音楽へのあこがれをたどって行く音楽プログラムで、今年は5年目にあた […]
Read More
aaa